広報よこはま 金沢区版 令和7年4月号 NO.330 特集1 みんなで守ろう 安全・安心なまち 金沢区! 子どもたちの交通安全を願い、毎年金沢交通安全協会と区役所が共同で新1年生にランドセルカバーを配付しています。 八景小学校に通う子どもたちと、毎朝子どもたちの安全を見守っている地域の人たち。八景小学校は、令和6年度に交通安全教室などの交通安全対策を重点的に実施する「交通安全推進校」に横浜市から選定されました。 大人も子どもも交通ルールを守って安全・安心!  4月はこの春小学校に入学した新1年生が通学デビューしています。不慣れな登下校で交通事故もより多く発生しますので、地域ぐるみで見守り事故を防ぎましょう。  また金沢区の令和6年中の交通事故発生件数は403件で、高齢者に関係する事故が4割と最多でした。年齢とともに身体機能も変化し、歩行速度も遅くなります。「遠くに見えるから」「気づいてくれる」という思い込みは大変危険です。  余裕を持った横断を心がけるなど、自らが交通事故に遭わないよう交通ルールを守りましょう。 子どもを交通事故から守るために 子どもたちは、こんな特性を持っています。特性を知って見守りましょう。 特性@ ひとつの事に夢中になる  「飛び出し」がいけないと分かっていても、ボールや帽子が道路に転がっていってしまったり、道路の向こうに友だちや家族がいるとつい飛び出してしまいます。   「手を上げて安全確認をする」など道路を渡る時の注意を繰り返し教えましょう。 特性A 抽象的な言葉では伝わらない  「手を上げる」だけでは子どもは理由まで理解できません。「車の運転手に見えるように手を上げよう」など具体的に教えましょう。 特性B 大人のマネをする  大人は子どもと一緒の時はもちろん、日ごろから交通ルールを守り、子どもの手本になりましょう。 特性C 視野が狭い  子どもの視界は、大人の3分の2程度といわれています。安全確認をさせるときは、顔をしっかり振らせましょう。 高齢歩行者が道路横断中に交通事故に遭わないために実践! 高齢歩行者の交通事故の約半数は、自宅から500メートル以内で発生しています。その大半は「信号無視」や「横断禁止場所を渡る」ことなどです。 実践 その1 「横断歩道を渡りましょう」  横断する時は、左右の安全確認をしましょう!  遠くに車が見えたら要注意!渡り切れると思っても車はあっという間に近づいてきます。 実践 その2 「車の直前直後の横断禁止!」  運転手は車の陰の部分は見えにくい  車の直前直後の横断は避け、死角にならない見通せる場所で渡りましょう。 実践 その3 「慣れた道でも油断禁物」  「反射材」や明るい色の服を着て、自分の存在をアピール!  夕暮れや夜間は、周りが見えにくいため、昼間とは違った危険が隠れています。 この特集に関する問合せ 地域活動係(6階601) 電話:045-788-7801 ファクス:045-788-1937